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初心者でも校正の仕事はできます

近年ではクラウドソーシングでも募集があり、そのサービスを利用して稼ぐ方も増えてきています。私もそのひとりです。まだ校正者としては駆け出しですが、クライアントからは高評価をいただくようになりました。
 
校正の仕事についてまとめましたので、少しでも参考になれば幸いです。
 

 

校正の仕事とは?

校正記号を扱わない案件について解説します。まずは校正と校閲の違いから。
 
・校正……誤字脱字、表記ルールに沿っているか
・校閲……指示通りの構成か、内容の矛盾、事実確認
 
校正は文字の誤りを訂正し、決められた表記ルールに沿った文章になっているかをチェックします。たとえば英数字は半角に統一されているか、「使い分け」「使いわけ」など表記のゆれがないか、フォントなどの体裁が正しいか、などです。
 
一方、校閲は徹底的に調べます。表現はふさわしいものか、データは最新のものか、疑問に思うことは細かくチェックします。インターネットは便利ですが、データの出所も重要です。基本的には、政府や官公庁など信頼のおけるサイトのデータを使用します。
 
ネットの募集は「校閲を含めた校正」の案件が多いので注意が必要です。校正だけだと思ったら校閲もあり、さらにはライターへの指導まで任されることも案件も存在します。
 

単価について

出版社では校閲部は真っ先にリストラ対象という厳しい現実があるように、適正単価より安く受けざるを得ない状況です。
 
ネットで募集している多くの仕事は、基本的に単価が低いです。その理由のひとつに校正はだれでもできる仕事だと軽視されていることが挙げられます。
 
日本語を正しく理解し、かつ、万人が読みやすい文章にする作業は、だれにでもできるとは思えません。これまでいろんな方の文章を校正してきましたが、文章力が未熟な人の校正は骨が折れますし、パッと見て完璧な文章と思える人でも添削だらけになることは多々あります。
 
他人の文章を添削することは想像以上に重労働です。使っているデータも間違っている場合、出典元の確認から修正後のデータまで揃え、信頼の置ける文章に直さなくてはいけません。時給制ではないため、費やした労力の多くはサービス残業です。
 
今まで受注した文字単価:0.06円~0.3円
 

校正に向いている人

一文字一文字をしっかりチェックできる、辛抱強い人だと思います。こんなところで間違えないだろうという箇所こそ、ミスの宝庫です。よくよく見ないとわからない、紛らわしい文字を見抜く必要もあります。
 
知っている文字でも辞書を引いて確かめよう、という慎重さも大事です。間違えて覚えていることもありますし、辞書を引くことで自分の知識が正しかったかの確認にもなります。
 
自分が正しい知識を持っていないと、ミスを指摘できません。仮に相手からどうしてここがだめなのか、と質問があったときに相手が納得する答えを説明できない場合、説得力に欠けますよね。今後の仕事での信頼感も損なわれます。
 
自分が自信のないことは調べて、その上で指摘だしをします。ですので、校正中は毎回のように文法を調べています。日本語って奥深いもので、調べても調べても、答えが見えないことがざらです。
 

校正の仕事をしてみたい

校正の仕事は、ランサーズクラウドワークスでよく募集されています。応募条件に資格が必須な案件もありますが、実績が何より大事です。どういう媒体に携わってきたか、校正を何年してきたか、クライアントからの評価はどうだったかが重要視されます。

 
資格を取得していれば校正の仕事が増えるというわけでもないので、まずは実績を作ることを目標にしましょう。総じて単価が格安な仕事ほど、初心者でも受け入れやすいです。
 
熱意と丁寧な仕事ぶりを武器に応募した結果、採用されたら実際に仕事をしながらスキルを磨きます。初心者ならば担当者が細かく指導してくれるはずですし、マニュアルがあるところがほとんどです。
 

優良なクライアントを探そう

アピールできる実績ができたら、より単価の高いの仕事へシフトチェンジするチャンス。今の仕事を続けてもいいですし、単価アップの交渉をするのも手です。駄目で元々なんです。アップするチャンスがあるかもしれないのに、はじめから諦めていたらもったいないですよ。
 
継続案件ならトライアルがあると思います。そのときのやり取りで、いろいろ見えてくるはずです。クライアントはさまざまなので、できれば支払いまでスムーズな方と契約したいですね。
 

校正初心者におすすめ書籍

新聞記者や校正者の必携といっても過言ではないほど、長年にわたり支持を集めている本です。クライアントによっては「この本を基準に」と指定されることもあります。「誤りやすい語句」「紛らわしい会社名」「登録商標」など、知っておきたいことが一冊にまとまっています。類書はありますが、本書は文字の読みやすさが際立ち、目が疲れません。
 

 
書き方レクチャー系の本は複数読んできましたが、一番参考になったのはこちらです。なんと言っても読みやすい。ライター向けですが、校正時にもかなり役立ちました。練習問題と解答の位置が近いので、すぐに見比べられるのも助かります。解説の文章も簡潔でわかりやすく、要点が頭にスッと入ってきます。