マンションですと、定期的に断水のお知らせが来ることも多いのではないでしょうか。いつもは短時間なので、それほど気に留めていなかったのですが、今回は8時間以上もありました。
断水は平日の日中なので、娘は保育園に行っている時間ですが、在宅ワークの私はがっつり自宅で仕事をする時間です。一回目の断水が終わったので、反省点を交えて解説します。
準備しておくこと
まず、断水前にすることは各蛇口を閉めることです。普段、洗濯機の蛇口が開けっ放しの方も多いのではないでしょうか。忘れがちなので洗濯機の蛇口が開いたままになっていないか、真っ先に確認しておきましょう。
次に非常時のトイレ用に、水を溜めておきます。これは前日の浴槽に湯を張ったままの状態にしておけば大丈夫でしょう。
飲み水などの確保も重要です。我が家ではやかんでお茶を作り、念のためティファールにも1リットルの水を入れました。食べた後のお皿をつけておくための水や、ちょっと食材を洗いたいときの水がティファールだけでは少し足りませんでした。ボールなどにも水をくんでおくと、いいかもしれません。
家族が多い・数日にわたって断水などで、ペットボトルの水を大量に確保する場合、スーパーで買ってくるのは重労働です。宅配便を利用すれば、重たい荷物も自宅まで運んでもらえます。
最後に断水時の食事の用意することを忘れないように。あらかじめ作っておけばレンジでチンで済むので、慌てる必要もありません。
断水中のトイレ
ペットボトルとバケツがあれば安心です。便器に水を流し込みますので、作業前にタオルを床に敷いておくことを忘れないように。
手順1. 6リットルの水を一気に流しこむ
手順2. 2リットルの水をゆっくりと流す
ポイントははじめは一気に、最後はゆっくり静かに行うことです。これさえ覚えておけば、いざというときも安心ですね。
うちはバケツを使って、浴室と往復しました。折りたたみ式だとかさばらないので、こういう時に重宝します。これは大きすぎず、小さすぎず、丁度いい大きさで便利でした。
断水後の注意点
蛇口を開けるのにも順番があります。最初に開けるべきは台所と洗面所です。私ははじめにトイレを流したために変な音がして「もう駄目かも」と青ざめることになりました。
通水直後は多少の濁り水が出て、泡の混じった白い水や水道管のサビが出てくるようです。蛇口は少しずつ開いて、5分くらい流しておき、水が透明になれば大丈夫だとか。トイレも使って問題ないです。
まとめ
文章だけだと頭に入りづらいですので、最後に箇条書きでポイントをまとめておきます。
(断水前)
- 洗濯機の蛇口を閉める
- 前日はお風呂のお湯は抜かない
- お茶を沸かしておく
- ティファールにも水を沸かしておく(飲み水用。ペットボトルの水でも可)
- ボールに水をためておく
(断水中のトイレ)
- 飛び散りを防ぐために下にタオルを敷く
- 6リットルの水を一気に流す
- 2リットルの水をそーっと流す
(断水後)
- 台所と洗面所の蛇口を開け、5分ほど流す
- 透明な水になればトイレの使用もOK