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はてなproを契約する11のメリットと前払費用について

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

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このたび、はてなproの有料プランに移行し、ブログに表示されていた広告やキーワードリンクがなくなってスッキリしました。私は2年コースに申し込みしましたが、残念ながら全額が今期の費用に計上できるわけではないようです……。
 
今回は、今期以外の費用を「前払費用」として計上する方法を紹介します。前払費用は、ドメイン使用料やレンタルサーバー代を数年分まとめて支払ったときにも使える勘定科目です。月割り計算方法から、来期以降の仕訳例まで解説します。
 

 

まずはおさらい!はてなproの特権

はてなブログの有料プランは1カ月コースが1,008円、1年コースが703円、2年コースが600円となっています。毎月の費用が1,008円から600円になるなら、断然2年コースがお得ですね。
 
はてなproになると、無料プランだとできなかったSEO対策もできます。有料プランの特権ですから、じゃんじゃん活用して検索サイトで上位になれるよう点数を稼いでおきましょう。
 

はてなproのメリット

  • 作成できるブログの上限が3から10に増える
  • 独自ドメインの設定可
  • 広告を非表示にできる
  • ブログメンバー機能により複数人での編集が可能
  • キーワード自動リンクが消せる
  • ヘッダとフッタを非表示にできる
  • 高性能なアクセス解析が無料
  • 写真アップロードの容量がアップ
  • 投稿画面でスマホ用のプレビューが確認できる
  • Accelerated Mobile Pages(AMP)の配信ができる
  • カスタマイズすれば、更新日も表示できる


 
独自ドメインは自分でドメインを取得してくる必要があるほか、移行当初はアクセス数がグッと下がることが考えられます。検索サイトで上位に表示されるには、ドメインパワーによる影響が大きいからです。はてなのドメインから新米のドメインに変更するには、ある程度の覚悟が必要でしょう。
 
キーワードリンク解除は機能をオンにするだけでは何も変わりません。ひとつひとつの記事に更新をかければ、その記事のキーワードリンクが消える仕組みです。記事数が多い人にとっては、根気がいる作業です……。
 
AMP配信をオンにしてカスタマイズすれば、投稿日だけではなく更新日の表示もできるようになります。SEO的にも訪問者のためにも、やっていて損はないと思います。
 

前払金と前払費用って何が違うの?

前払金と前払費用って、少し似ていますよね。どちらもサービスや商品を得る権利を得るため、資産にあたります。
 

前払金とは?

仕入れなどの際、代金を前もって渡しておくことです。前渡金ともいいます。商品や短期的なサービスの提供を受ける場合、前払金や前渡金で処理します。貸借対照表では「流動資産」に分類されます。
 
一時的に仕訳する勘定科目なので、商品の引き渡し後に、前払金を適切な勘定科目に振り替える必要があります。
 

前払費用とは?

継続的なサービスを受けるために支払ったお金のうち、まだ利用していない期間分の費用のことです。決算日の翌日、つまり向こう一年分の費用は「前払費用(流動資産)」、それ以降は「長期前払費用(投資その他の資産)」となります。
 
翌年、前払費用は当期の費用に、長期前払費用は向こう一年分を前払費用に振り替えます。
 

どっちの勘定科目を使えばいい?

前払金と前払費用の違いは、サービスの開始時期です。前払金はまだサービスが開始されていない状態であるのに対し、前払費用はすでにサービスが開始している状態であること。
 
商品は前払金、サービスは開始時期や長期的かによって前払金か前払費用で処理します。ちなみに、青色申告決算書の貸借対照表に印字されているのは「前払金」のみです。したがって、前払費用を使う場合は、新たに勘定科目を追加する必要があります。
 

  

月割り計算方法と仕訳例

今回の契約は、5月中旬から2年後の5月中旬まででした。日割り計算でもよいのですが、実務的には月割り計算が主流です。
 
計算はまず、支払額から月割りで計算します。次に当期は何カ月分か、来期は何カ月分かを計算します。そして、月割りで出した金額を対象月数でかけ、それぞれの年の費用を求めます。最後の年の月数は、トータルの月数から今まで計算した月数を引いて求めます。
 

■契約期間:2017.5.16~2019.5.16(2年間)
■税込金額:14,400円
■計算式:14,400円÷24カ月=600円(月)
 
・1年目:600円× 8カ月=4,800円
・2年目:600円×12カ月=7,200円
・3年目:600円× 4カ月=2,400円
 
 

1年目の仕訳

一般的には、支払った日付に全額を「通信費もしくは前払費用」で計上し、決算仕訳で適切な勘定科目に振り替えます。ですが、この方法だと忘れやすいので、一度ですべてを計上する方法を紹介します。

取引日借方貸方摘要
勘定科目金額 勘定科目金額
5/16通信費4,800 事業主借4,800  はてなブログpro(8カ月分)
5/16前払費用7,200 事業主借7,200  はてなブログpro(12カ月分)
5/16長期前払費用2,400 事業主借2,400  はてなブログpro(4カ月分)

 

2年目の仕訳

決算日の翌日、2018年1月1日の仕訳です。前払費用はそのまま当期の費用に、長期前払費用は前払費用に、それぞれ振り替えます。

取引日借方貸方摘要
勘定科目金額 勘定科目金額
1/1通信費7,200 前払費用7,200  はてなブログpro(12カ月分)
1/1前払費用2,400 長期前払費用2,400  はてなブログpro(4カ月分)

 

3年目の仕訳

2019年1月1日の仕訳です。残っていた前払費用を全額、当期の費用に振り替えます。

取引日借方貸方摘要
勘定科目金額 勘定科目金額
1/1通信費2,400 前払費用2,400  はてなブログpro(4カ月分)

 
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