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大正浪漫のおすすめ小説と漫画

大正時代といえば、袴に編み上げブーツが魅力の一つだと思います。西洋風のファッションが取り入れられ、ハイカラな時代に生きた女学生の姿に憧れを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は一押しの本をいくつかご紹介します。どれも本当におすすめなので、ぜひ寝る前の読書タイムや通勤時間のお供にどうぞ。
 

 

おすすめ小説


 
ここでご紹介しているのはライトノベルばかりなので、気軽に読めると思います。他にもおすすめがあれば、こっそり教えていただけると喜びます。
 

浪漫邸へようこそ(全3巻)

下宿は子爵邸、家主はお嬢様!大正ロマン
 
大正初期。ある事情から、十六歳で家を背負うことになった貧乏子爵家の長女、紗子(すずこ)。偶然、危ないところを助けてくれた帝大生、伊織(いおり)との出会いをきっかけに、紗子は子爵邸で秘密の下宿屋を始めることになる。早速集まったのは、帝大生と画家と本屋、それに作家と写真屋というなんとも個性的な人々で!?
 
ワケあり子爵家ではじまった、賑やかで優しい同居生活とほのかな恋。美しく密やかに、乙女の恋は花開く――大正ロマン譚開幕!

 
華族の令嬢でもある紗子は気苦労が絶えない、根っからの長女気質なのですが、頑張り屋さんで好感が持てます。1巻最後の伊織視点の描写も乙女心をくすぐられます。密やかな恋心をひた隠しにしていく姿がもう、これぞ大正ロマンス。
 
下宿屋ということでキャラクターも多く、逆境に立たされた主人公の味方が多くて、安心して読めます。この作家さんの主人公は苦労が多すぎて、読むのに時間がかかるのですが、今回のお話はみんなで知恵を絞って解決するスタンスのため、序盤からすらすら読めました。
 
女学生と帝大生との恋はひたすら、じれじれで、もどかしい気持ちになりますが、そこがいいんですよね。時代背景の描写も丁寧に描かれていて、大正時代の恋の形がとても伝わってくる作品です。
 

 

桜乙女と黒侯爵シリーズ(既刊4巻)

時は大正。新聞記者を目指す有紗は、家柄だけは良いお嬢さま。弟の学費を稼ぐため、華族である鳥丸家の別荘で働くことになったある日、偶然出に入れた指輪の呪いで、鳥丸家御曹司の青年・京四郎と主従契約(しかも有紗が主人)を結ぶことに!
 
「そういうわけだから、君、思う存分に私を罵りたまえ」

陰気で無表情な京四郎に苦戦する有紗。おまけに二人で、過去にこの別荘で起きた失踪事件の謎を追う羽目になり――!?

 
華族のお嬢様なのに新聞記者を目指し、女学校でも新聞作りに勤しむ有紗。そのため好奇心は旺盛で、ハラハラする展開も多いです。「神隠しの館」「指輪の呪い」など気になるキーワードが盛りだくさんの、好きな人にはたまらないお話だと思います。ちなみに私はその手の話が大好物です。
 
京四郎は『身代わり伯爵』シリーズのリヒャルトよりは控えめですが、冊数が増えるたび、有紗への密かな溺愛ぶりが露わになってきています。初めは冷たい印象を抱いていましたが、いやいや、だいぶ変わってきましたよね印象。
 
最新刊ではタイトルにもある「桜」の真相に迫る内容になっており、謎が謎を呼び、今後の展開から目が離せないです。
 

 

乙女なでしこ恋手帖(既刊3巻)

時は、大正3年。公家華族で子爵の東明家の三女に生まれた千鶴は、生まれてすぐ養女に出され平民の家で育っていた。複雑な家庭事情ながらも育ての親・名越の家が良くしてくれたおかげで幸せに暮らしていた。
 
16歳になったある日、突然千鶴は東明家に呼び戻される。千鶴を家に呼び戻した理由は、東明家の借金の形に、貸金業「大つき屋」の長男・要と結婚させるためだったのだ。公家華族との婚姻を目論む大つき屋主人に、大事に育ててきた長女、次女ではなく、縁の薄かった三女を嫁に出すことで借金を帳消しにしてもらおうとする、千鶴の父親
 
しかし、嫁いでみるとなんと、大つき屋の長男・要は、かつて千鶴を助けてくれた青年だったのだ・・・運命の再会。そして二人の運命は・・・?!

 
1巻は主人公が本当にかわいそうで、何度、途中で読むのを諦めようかと思ったことか。2巻からはすれ違っていた千鶴と要の仲がやっと進展し、最後は「読んでよかった」と思えるお話でした。ぜひ2巻まで読むことをおすすめします。
 
「なんちゃって大正」だと残念な気持ちになりますが、こちらは大正時代らしさが感じられる描写が多くて、随所でときめきました。当時の様子を思い描きながら読み進められるので安心感が違います。
 
というか、要が手が早すぎて驚きました。いや、いいんですけどね。でももっと後だと思っていたからびっくりしたというか。しかし、行動力があって頼り甲斐のある夫はいいですね。問題が山積みだった千鶴のことを一番に考え、ツンデレな要さんもなかなか良いものだと思いました。
 
『乙女なでしこ恋手帖』は惜しくも打ち切りとなったシリーズでしたが、なんと、2017年2月24日に新刊が発売されます。続きを密かに待っていたので、もう本当に嬉しい。2巻まではコミックスサイズで読むのに大変でしたが、最新刊の3巻はルルル文庫とのこと。今から発売日が待ち遠しいです!
 

 

おすすめ漫画

「手早く読みたい!」という方には電子書籍のレンタルもおすすめです。私がよく使っているサイトです。
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大正ロマンチカ(既刊14巻)

時は大正。
父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れた明。
そんな明を出迎えたのは、金髪碧眼で超美形な異国の公爵様!
 
明は、形見を譲ってもらうかわりに、 公爵がアンティーク貿易の
取引で日本にいる間、お嫁さん役をすることになって――!?
 
かりそめの花嫁のアンティーク・ロマンス

 
主人公の明がどこまでも真っ直ぐで、どっぷりとハマりました。天然でひたむきに頑張っている姿に応援したくなります。明を颯爽と助ける公爵様は王道だけど、絵がきれいなので一コマ一コマ見惚れます。本当にかっこいい。私は笑顔に悩殺されました。
 
大正83年ということで、袴が異様に短かったり、思い描く大正時代とは違った描写がちらほらあったりします。しかし、それもストーリーに引き込まれていけばあまり気にならなくなってきました。
 
アンティークが物語のキーになっていて、台詞の中でも専門用語をわかりやすく解説してあるのですが、『豆知識アンティーク』というコーナーもあるので勉強になります。
 
個人的に好きなのはエリーゼです。超絶美人で完璧なプリンセスと思いきや、かわいい面もあって一気に好きになりました。明にも幸せになってもらいたいけど、エリーゼにも幸せになってほしいです!
 
大正ロマンチカは見どころがたくさんあるのですが、一番好きなシーンは梅並木での別れのシーン。口移しの梅の花びらとか、いやもう、何度読み直しても素敵。別れは未来をつかむためのお互い納得した選択肢で、ふたりが目指す先には同じ未来がある。胸を打たれました。表紙の裏の漫画も必見です。