ヲタク系女子がママになりました

漫画とアニメとゲームをこよなく愛する日々に、育児が追加されました。

完母なのに便秘って変?いいえ、うちもそうでした

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。


 
実はうちの娘、生後2ヶ月ごろから便秘がちでした。数日おきは平常運転、ひどいときは10日以上なんてこともあり……こっちがハラハラする日々。一応、機嫌はよかったので、おなかのマッサージをしながら様子を見ていました。
 
3歳になった今では、便秘とはおさらばしました。ほぼ毎日出ています。便秘がちなお母さんがうらやむほどです。ここに至るまでの試した方法や経緯を、一例としてご紹介します。同じように悩める親御さんの助けになれば幸いです。
 

  

かかりつけ医の判断

離乳食が始まる前、小児科で受診したついでに先生に相談したら「母乳が足りてないんじゃないか」と言われ、1時間おきにあげていたのを3時間おきにするよう指導されました。完全母乳でしたが、確かに出が少し悪い自覚はあったので、言われたとおりにしました。
 
結論から言って、医師の指導では改善されませんでした。むしろ、子供はいきなり母乳を貰えなくなって大泣きの日々、ママは自分を責めてストレスがたまるばかり。数日や一週間後ごとに病院の体重計で測っては「体重がそんなに増えていない」と言われ、毎回ショックでした。
 
体重計で頻繁に測る方法は、本当におすすめしません。ただでさえ、育児で疲弊しているママのメンタルが保たないと思うからです。ただ、それでも体重増加が気になるのなら、一日に一回か二回、粉ミルクをあげてみてください。そうすれば、体重も母乳だけより増えると思いますし、受診のたびに医師の言葉に傷つく必要もなくなります。
 

完全母乳をやめる必要はない

離乳食中期までは、授乳が主な栄養源です。私は妊娠中から、食生活は和食のヘルシーな料理ばかり、とくに甘いものや揚げ物は食べないようにしていました。そのせいか、娘の体重増加は本当にゆるやかでした。
 
反対に、ママの間食が多いと赤ちゃんの体重が増える傾向にあるようです。母乳の栄養は100%ママが食べたものですからね。我が家では、医師から言われて一時期ミルクを足していましたが、面倒になったので母乳だけを娘が望むままにあげるようにしました。結果、なんの問題もなく成長して、今も成長曲線の真ん中にいます。
 
今考えると、うちの子は母乳が飲みたいのではなく、甘えたかっただけなのかもしれません。そのまま寝入ることも多かったですし。赤ちゃんにとって、授乳時間は一番安心する瞬間だから離れがたいのかもしれませんね。
 

赤ちゃんの便秘対策

以下の方法は全部しましたが、根本的な解決にはなりませんでした。
 
・お腹に「の」の字で優しくマッサージ
・片足を逆側に倒し、腰をゆっくりひねらす
・両足首を軽く持って交互に動かすストレッチ
・馬油などで湿らせた綿棒で肛門を軽く刺激
・母乳の回数を増やす
 
離乳食初期以降はヨーグルトやプルーン、バナナもあげましたが、効果はなしでした。ひどい便秘にはまず、腸内環境をよくすることが先決です。つまり、ヨーグルトだけでは足りなかったんです。
 
旦那のお母さんから「オリゴ糖がいいみたいよ」と聞いて、藁にもすがる思いで試することにしました。オリゴ糖がいいのは知っていましたが、ネットで検索してヒットするのは定期購入の広告があるサイトばかりで、本当に効果があるのか疑心暗鬼でした。ですが、最終的にびっくりするぐらい毎日出るようになりました。
 

オリゴ糖にも種類があった

調べてみたら、天然のラフィノースというのがいいとのこと。うちは定期購入の注文は嫌だったので、Amazonで頼みました。これはスプーンもついているので、gを計るのが楽でよかったです。このスプーン1杯が大人の1日最大摂取できる量なので、赤ちゃんや初めての場合は、ほんの少量でOKです。
 

  
オリゴ糖の量を調整するため、はじめに大人用を作り、そこから子供用に取り分ける方法が簡単です。我が家は大人用の器にヨーグルトを1/3、オリゴ糖と一緒に入っていた軽量スプーンの1/3ほどを混ぜたものを、娘にスプーン1杯や2杯から与えました。
 
娘の場合、はじめは腸がびっくりしたのか、一週間ほどやや下痢気味になりました。下痢ぎみになったら使用はやめて、また調子が良くなってから再開するといいかもしれません。焦らず、ちょっとずつ腸を慣らした結果、普通にお通じが出るようになりました。
 
気づけば、ほぼ毎日出るようになり、もっと早くにやっておけばよかったと思いました。授乳中なら、ママがオリゴ糖入りのヨーグルトを食べても効果があったのかも。今は安いこちらを愛用しています。
  
出が悪いなと思ったら毎朝、オリゴ糖ときなことヨーグルトを混ぜたものをあげ、快腸になったら一週間や数日に一度あげています。少し食べるだけで効果が絶大なので、スプーン数杯で娘には十分みたいです。保育園でよくおかわりもし、食欲旺盛なのでお通じもいいみたいです。
 
ヨーグルトは「小岩井の生乳100%」がおすすめ。他のメーカーだと酸っぱく苦い顔をしていましたが、一番すっぱくなく、赤ちゃんも食べやすいみたいです。我が家は京きなこも混ぜています。一度、京きなこを食べたら他のきなこが食べれません。
  

    

便秘対策は複数の方法を取り入れて

頑固な便秘には、オリゴ糖だけに頼るのではなく、他と掛け合わせる方法がおすすめです。熟れたバナナやヨーグルト、食物繊維はすぐに思い浮かべられますが、実は味噌汁もおすすめです。
 
納豆などの発酵食品、根菜類、きのこ類は医師からも勧められました。意外にきのこはそんなに食べてない人も多いのではないでしょうか。我が家では毎朝、娘には味噌汁をあげています。根菜類やきのこ類も無理なく食べれて一石二鳥です。小さい子はエリンギは噛み切れないので、しめじがおすすめです。
 
もちろん、適度な運動も大切です。動けないうちはできることが限られるので、効果が少し薄いかもしれませんが、ハイハイ期なら赤ちゃんの興味を誘って運動させたり、歩けるようになったら外で遊んだりするのもおすすめです。
 
雨の日などは、室内用のジャングルジムも役立ちます。小さい子は狭いところに隠れるのが好きなので、腸の運動に役立っているようです。というか、おむつが外れるまでは、ジャングルジムの中に座り込み、隠れて踏ん張っていました。トイレトレーニングがほぼ完了した今も、ここで遊んでいるとトイレに行くと言い出すことが多いです。
 
rainlittle.hatenablog.com

 

初めての育児はいろんな言葉に振り回される

アドバイスされることも、積もり積もって、新米ママにとってプレッシャーになることもしばしばあります。全部しなくていいんです。取捨選択していいんです。
 
今だから言えることですが、体重の増加がゆるやかでも気にする必要はないと考えます。その子なりの成長曲線が順調なら問題ないです。母乳もしっかり飲んで機嫌もよく、ぐっすり寝ているようなら、なおさらのこと。それでも心配なら一度、受診してみましょう。
 
ただ、体重の増加だけをやたら気にする医師もいます。ですが運動神経の発達が順調だったり、頭囲も順調に大きくなっていたりするようなら、ママと赤ちゃんのペースでいいと思います。夕方など母乳が出にくい時間帯もありますし、おしっこの回数が多いなら、それだけ母乳がちゃんと出ているということです。
 
ママが不安になっていると、赤ちゃんも不安になります。ストレスが増えると、それだけ母乳の出にも悪影響を与えます。かわいい我が子と笑顔で向き合うために、ママが一番楽だと思う方法を見つけてみてくださいね。
 

母乳育児をしている方におすすめ書籍

出産前にまったく調べずに苦労したため、うちは二冊とも熟読しました。